アク抜け(あくぬけ)
 弱い材料がなくなったことを示す。灰汁(アク)があっては食べられない食物も、それが抜けると美味しく、消化もよいように、素直に相場が上昇できる状態。


穴埋め(あなうめ)
 ケイ線で相場が放れて空間ができたところを、その後の相場で埋めること。『窓埋め』(まどうめ)ともいう。


余り物(あまりもの)
 商品が供給過剰の状態。『余り物に値なし』などと表現する。


(あや)
 一時的な逆行現象をさす。上げ相場途上の小幅な下げを『綾押し』、下げ相場の途中の小幅の上げを『綾戻し』という。


居すわり(いすわり)
 相場が一時的に動かぬ状態。また、多くの場合、腰をすえて建玉を長く抱いていること。『買い居すわり』などと表現する。影響力のある建玉を対象とする。


板寄せ(いたよせ)
 1日のうち、競り売買の時間を決め、その場節ごと、限月ごとに商品の売買を行い、競り売買により、売方と買方の売買注文が同数になるまで競って、参加した売買双方全体が同一価格値決めする方法。


一巡(いちじゅん)
 買い人気あるいは売り人気が途切れ、一方向への力が弱まる様。『買い一巡』『売り一巡』『踏み一巡』『投げ一巡』などの表現がある。


一段高・一段安(いちだんだか・いちだんやす)
 上げ相場がひときわ高くなることを『一段高』、下げ相場がそれまでに比べて一層下げることを『一段安』という。


往って来い(いってこい)
相場が大幅上昇し、その後の上下動はあっても、上昇を開始した時点の水準に戻ってしまう状態、反対に下げてももとの位置まで戻すという、建玉にとって損も益もない状態への復帰をいう。


嫌気(いやけ)
 買方が相場の下落で嫌になり、買い建玉を手仕舞ったりすること。


因果玉(いんがぎょく)
 高値で買ったのち相場が下がり、損計算となっているため、あるいは安値で売ったが、相場が上昇して損勘定となり手仕舞えない建玉。


インナートレンド
上昇過程で下値を結んだ線(トレンドライン)と平行に上値抵抗を結んだ線(チャネルライン)の間で発生する、短期スパンでのトレンドライン



陰の極(いんのきょく)
 どん底、下げ切ってこれ以上は下げられない状態、大底のこと。


受方(うけかた)
 受渡しの時、商品を受け取る側。現物の受渡しに用いる言葉。現金決済の差額を授受する。



オカメザヤ
期中限月の価格が安い状態 「お多福(おたふく)」、「裏天(うらてん)」ともいう 。逆はテングザヤ


買いハナ(かいはな)
 板寄せ単一約定の競り売買で、買い注文より売り注文が多い場合のこと。買い物が少ない分だけ、まだ『買える』という状態。価格は下げの気配を示す。


買手市場(かいてしじょう)
 売り物が多い状態のこと。買ってくれる人をさがすところから名称がついた。買い手の意志が通り易い市場。



買い長(かいなが)
 買方の店数が売方の店数より多いこと。『下長』(したなが)ともいう。買いついているので、やがて下げるとの解釈もある。


格差(かくさ)
 商品先物取引は格付取引で、標準品に対する供用品の価格の差。取引所によって決められる。


格付け(かくづけ)
 商品取引所で定めた受渡標準品に対し、その代用として供用できる品物に対する標準品との価格差(格)を決めること。


片建て(かただて)
 売りか買いかのどちらか一方の玉を残すこと、または両建の一方の玉をはずして片方の玉だけを残すこと。


気崩れ(きくずれ)
 特別な弱材料はないが、心理的に嫌気されて売り物が出て相場が急落する。



逆ザヤ(ぎゃくざや)
 当限(とうぎり)より中限(なかぎり)、中限より先限(さきぎり)の相場が安い価格差の関係。品不足になると期近が高くなる逆ザヤを形成することがある。


逆張り(ぎゃくばり)
 人気が強まって相場が高くなった時に売り、人気が弱まって相場が安くなった時に買う戦法。人気の裏を行く戦法であり、上下のある一定の目標値段を決めて、その値がきたら売り又は買う方法もある。(反意語は順張り)。


逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)
 ある値段以下売り、ある値段以上買い、という注意。普通は安ければ買い、高ければ売るわけだが、その逆を行うこと。俗に『逆指し』という。


玉整理(ぎょくせいり)
 売買取組が多い時、あるいは損勘定の玉(因果玉)が残っている時、これが整理されること。


玉締め(ぎょくじめ)
 カラ売り玉を狙って、値段を煽ったり、吊り上げて踏み退くように仕向けること。



ケツ
「帳尻」もしくは「勘定尻」のこと または底値のこと


ケツ入れ
空売りの現物手当をすること すなわち、現物を持たないで空売りした後において、現物を買い方に引き渡すためによそから現物を買ってくることをいう


現受け(げんうけ)・現引き(げんびき)
 受渡日に買い玉を持つ買方が現金を支払って商品を受け取ること。(反意語は『現渡し』)。


サヤ
 相場の変動による売り値と買い値の開き。同一時刻における銘柄間、限月間、場所間の値段の開き。


サヤ取り(さやとり)
相場の変動、地域差、時間差などによる価格の値開きを利用して、その差益を取ること。英語ではスプレッド、アービトラージ、ストラドルなどという。


地合(じあい)
 相場の手応え、素地、下地、味を示す。『地合が強い』『強調地合』『軟弱地合』などと表現する。場味(ばあじ)に通じる表現。


自己売買(じこばいばい)
 商品取引員が顧客の注文によらず(委託玉でなく)自己の勘定で売買を行うこと。


仕手(して)
 大口の売り手、買い手。相場を動かそうとして、大きく相場を張る人のこと。


地場(じば)・地場筋(じばすじ)
 取引所所在地や、その付近の者という意味から転じ、事情に詳しいクロウト(玄人)筋のこと。


順ザヤ(じゅんざや)
 当限より中、先限が高いこと。金利や保管料がかかる分だけ、先に行けば行くほど高くなるという解釈が基本である。また、産地より消費地相場が高いこと。



新値(しんね)
 これまで付かなかった値段の新しい高値を新高値といい、新しい安値を新安値という。



ストップ・ロス(Stop loss Order)
 ストップ・ロス・オーダーの略で、これを訳すと『損見切り注文』である。一定の損失額に達したら、その注文を手仕舞うこと。これを利用したのが『金ストップ・ロス取引』である。


ストラドル(Straddle)
 先物取引では類似商品間のサヤ取引(インター・コモディティー・スプレッド)のことを示す。『貴金属ストラドル取引』は、金と銀の組合わせ、金と白金の組合せ、白金と銀の組合せによって行われる。割高な方を売り、割安な方を買うという方法。



スプレッド(Spread)
 値ザヤの意味。同一商品に限月間サヤ取引(インター・デリバリー・スプレッド)のことを指す。『金スプレッド取引』は期近限月で現受けを行い、期先で現渡しするサヤ取り売買の方法。



高値取組(たかねとりくみ)
 相場水準が高くなったところで取組んだ建玉。相場が反落すると高値で買い付いた買い玉が残り、高値取組の相場は下げ期間が長期化する。


騙し(だまし)
 相場が上がるとみせかけて、多くの人に買わせてから、大きく下げる現象(売りの場合は逆)。ケイ線でこのような日足の格好になる形を『騙し線』という。


提灯(ちょうちん)
 有力筋の動きに雷同して、同様の商いをすること。『チョウチンをつける』などと表現する。


繋ぎ(つなぎ)
 保険つなぎのこと。商品を手持ちしている時、値下がり損を防止するため、その全部または一部を一方で売り約定することを『売り繋ぎ』という。英語でヘッジング(Hedging)またはヘッジという。



手口(てぐち)
 市場で成立した売買の当事者と、その売買数量。



手持ち筋(てもちすじ)
 現物を持っている者のこと。先物市場での売買に参加している場合が多い。


解合い(とけあい)
 売買当事者の協議あるいは官庁の命令もしくは取引所の決定などによって、売買約定を一定の値段により決済すること。



途転(どてん)
 それまでの方針をがらりと買えること。つまり、売方ならば売り玉を手仕舞い、反対に買い玉を建てる。『途転買越し』とか『途転売越し』と表現する。


難平(なんぴん)
 災難、つまり損失を平(たいら)にする、損失を平均するという意味から転じて、売買の値段を平均して相場を仕掛ける平均売買方法。『難平買下がり』『難平売上がり』がある。



荷もたれ(にもたれ)
 在庫が多くて相場が上がりにくいこと。荷圧迫とほぼ同義語。



ノミナル
 実際に売買が成立して出来た値段でなく、気配値のこと。



乗り換え(のりかえ)
 最終決済期限のきた限月の売買玉を転売または買い戻して、先限を売り、または買うこと。当限を売って先限を買うことを『乗り換え買い』、当限を買い戻して先限を売ることを『乗り換え売り』という。


バイカイ(ばいかい)
 同一銘柄、同一限月の売買同数量を売買同一値段で売りおよび買いとして取引所に申し出て、帳簿に記載すること。


端境期(はざかいき)
 農産物の収穫前の時期。前年産の在庫が残り少なくなり、モノ不足になりやすい。


(ハナ)
板寄せ方式の立ち会いにおける、売りと買いの注文枚数の差


早受渡し(はやうけわたし)
 受渡し日到来前に受渡しを希望する者が取引所に申し出て受渡し日以前でも受渡しができる制度。


浮動玉(ふどうぎょく)
 いつでも自由に売られる状態にあるだけでなく、ともすると売られやすい商品。フリー玉などの表現(ヒモ付きでないという意味もある)。


踏み(ふみ)
 売り玉を損勘定で買い戻すこと。『煎れ』(いれ)ともいう。


ブル&ベア(ぶる・べあ)
 ブル(BULL)は雄牛、相場用語では強気を意味し、ベア(BEAR)は熊で弱気を意味する。


ポジション
 ポジション(Position)は英語で『位置』のこと。相場の位置は『売り』(弱気)と『買い』(強気)に分かれる。


曲がる(まがる)
 見込み違いをして損をすること。たびたび損をする者を『曲がり屋』という。


向かう(むかう)
 相手に対抗して、逆の売りまたは買いをすること。『売り向かう』『買い向かう』などと表現する。
ヤリ
 『売り』という意味。ヤリ気配(売る人の唱え値)。『2カイ3ヤリ』という表現は、動かない相場の時に消極的に対応すること。

利乗せ(りのせ)
 建玉が利益勘定になってきた場合に、さらに建玉を追加すること。


両建(りょうだて)
 同一人が同一商品、同一限月の売り玉と買い玉を建てておくこと。

渡し方(わたしかた)
 現物を納会で売り渡す(引き渡す)者をいう。受ける方は『受け方』という。

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免責事項
取引における売買の判断等の最終的な投資決定はお客様ご自身で行っていただきますようお願いいたします。
また、内容については正確であるよう最善を尽くしておりますが、掲載されている情報によって生じるいかなる結果にも責任を負いかねますので予めご了承ください。

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